結石の内視鏡手術①

2020年に尿路結石の内視鏡手術(TUL)を受けた

 2012年以降、尿路結石で横になることさえままならない激しい鈍痛が起こり、都内のT病院でESWL(体外衝撃波結石破砕術)を受けたことが何度もある。1回で砕けず、2回、3回。また、しばらくして尿路結石が起こり、ESWLを数回。。。。とにもかくにも、尿路結石が起こりやすい体質なのだ。

 そんな私がTUL(経尿道的尿路結石破砕術)といういわゆる内視鏡手術を受けたのが、2020年の7月。このときも尿路結石の痛みで、ESWLを数回受けることに。結局、結石は3つに割れて膀胱に落ちたため、激痛はなくなった。それでも、膀胱から全く排出されなかったため、TULを受けることになった。もちろん、進んで受けたわけではなく、主治医に「結石が尿管に詰まって尿が出なくなる可能性がある」、そして「内視鏡手術なら、左の腎臓の下側にある結石も取り除ける」といわれ、しぶしぶ受けることになったのだ。ちなみに、このときは納得していなかったため、別の病院でセカンドオピニオンを受けたが、「やはりTULを受けるべき。ただ、この病院では左の腎臓の下側にある結石は取り除けない」とのこと。それならということで、T病院でTULを受けることにした。

術後の尿道カテーテルがとにかく痛む

 記録によると、14時40分開始で、17時10分終了。結石の手術としてはかなり長いが、結局は左の腎臓の下側の結石までは取れず、膀胱の結石のみ削除できたとのこと。私の結石はかなり硬いらしい。

 そして、本当に苦しんだのは、これ以降だ。TULは全身麻酔の手術だったため、起こされて病室に戻ってから、目がギンギンに冴えてしまった。となると感じるのは、痛み。特に、陰茎につながって尿を自然と排出する尿道カテーテル。これが、めちゃくちゃ痛い。皮が引っ張られてしまっているのか、陰茎が縛られてつるされているような感覚だった。また、熱が上がっていたのか、とにかく体が熱くて、ナースコールで氷枕を何回も変えてもらった。このとき、睡眠薬や痛み止めをくださいとナースに伝えておくべきだったと後悔。

 おそらく、明け方、尿道カテーテルの痛みがとにかくひどくて、ナースを呼び、泣きながら尿道カテーテルをはずすよう懇願。もはや時間の感覚などもなかったため、いつはずしてもらったか覚えていないが、起床時間の前だったような気がする。

ステントのせいで、排尿時に焼けるような痛みがあった

 尿道カテーテルをはずしてからも、また苦しみに襲われた‼ そもそも、体内には、術後の尿の流れをよくする尿管ステントが入っているが、入院中も退院後も、このステントのせいで、動いていなくてもおなかあたりに違和感があった。しかも、ちょっと動くとおなかと腰に何かが刺さるような痛みと尿意を感じる。そして、排尿時に焼けるような痛み。これが、ステントが取れる1週間、ずっと続いた。ちなみに、おちょこ1杯程度の排尿が何回もあり、そのたびに焼ける痛みをあったというわけで、まさに地獄の苦しみだった。

ステントを抜くのが最大の山場

 術後、ちょうど一週間後、外来でステントを抜いてもらうことになる。正直にいって、これが最大の山場かも。麻酔もないまま、主治医によって抜いてもらう。このとき、どんなことが起こったのかよくわからないが、何かが陰茎に入り、グリグリと何かが奥に入っていく感じがする。もちろん、入っていくときに痛みもあって思わず「ウッと」声がもれることも。時間的には1分か2分で「え、もう終わり」と感じたほどで助かった。ただ終わったら、圧倒的な疲労感。先生のほうが疲れるはずなんだけどね。しばらく休まなきゃいけないほどだが、これで手術が完全に終了。ステントがはずせたら、1回めの排尿は緊張するものの、痛みもない。入院とステントが入っていた間はまともに動いてなかったので、1週間程度のリハビリが必要だけども、ふつうの生活に戻れた。

腎臓結石が大きくなり、TULを再度受けることに

 この経験を受けて、結石のTULは本当につらくて、もう二度と受けたくないと思っていた。でも、取り切れなかった左の腎臓の下側にある結石が徐々に大きくなってしまった。大きくなっても何も影響がなければ放っといていいとのことだったが、2025年7月の健康診断の尿検査で潜血があり、それ以後、尿検査では必ず潜血があるようになってしまった。T病院の主治医(主治医といっても、TULを受けて以降、何回も代わっている)によると、おそらく潜血の原因は左の腎臓の下側にある結石。この結石は年々大きくなっているから、いまのうちにTULで除去してしまったほうがいいとのこと。

 もう二度とTULを受けたくなかったから、2025年12月から尿路結石にいいといわれる健康食品のウラジオガシ粒を摂取。通常1日2粒でいいものの、朝昼晩3粒ずつ、1日9粒もとっていた。そうして、2026年2月のCT検査。左の腎臓の下側の結石は、前回のCT検査のときより、少し大きくなっていたということから、改めてTULを受けることに。ただ、T病院だと腎臓の下側の結石を除去する器具がない。そこで、近くの泌尿器科の手術に強いY病院を紹介され、受診・手術という流れになった

考察・除去した結石の成分分析なども行われなかった

 それにしても、TULをしてくれた主治医。T病院に腎臓の結石を除去する器具がないなら、初めから膀胱の結石を除去するだけの予定だったんだなと思う。結石治療ではわりと有名な先生だったんだけど。しかも、このTULで除去した結石を見せてもらうこともなかったし、成分分析が行われることもなかった。だから、術後の処置も、クエン酸の薬を処方されるだけだった。今思えば、あんまりよくなかったのかなと思う。

 さて、それでは2回めのTUL。これについては、結石の内視鏡手術②で述べよう。


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