簡単すぎず難しすぎないパズルが必要だった
これまで、60歳以上の人を対象にした脳活雑誌の編集をしていきました。読者の多くは、それまで仕事一筋、子育て一筋で脳活パズルなどの経験がない人ばかり。そうした人たちでも、じっくり考えれば必ず解けて、解けた喜びを得られるようなロジック系や漢字のパズルを作ってきました。作っていくさい、読者からくるハガキや手紙を参考にしたり、親戚が働いているシニアのつどいに参加したりしてパズルの感想を聞き、その意見を取り入れて、何度も改良してきました。そのときに大切にしたのは、難易度です。飽きずに毎日続けてるためには、簡単すぎず、また難しすぎないパズルが必要だったのです。
朝4時から3時間、コードづくりを始めた
こうしたパズルを作るときに役立ったのが、パソコンです。まず、パズルを作るために、コードの勉強をしはじめました。私たちが作ると、作り手によっても難易度が変わるし、また間違えもあります。そこで、私が問題の細かいところを決め、あとはパソコンに間違えないように作ってもらおうと思ったわけです。ただ、実際問題として、50歳を過ぎた私がコードづくりを1から学ぶのは大変でした。朝4時起きで、出社用意する7時までの3時間。ほとんどコードづくりに時間を当ててきました。
答えを論理的に導け出せる脳活ゲームが完成
最初に挑戦したのは不等号ナンプレでした。でも、なかなかうまく作れません。途中で手詰まりになってしまったり、最後の最後に複数回答が出てしまったり。。。そんなときに相談したのが、近年話題になってきた生成AI。はじめはうまく使えなかったものの、徐々にAIの性能がよくなり、それとともに私もうまくAIを使えるようになってきて、コード修正がうまくいくようになったのです。その結果、じっくり考えれば答えを論理的に導き出せて、解いたときの達成感が半端ない、理想とするゲームが作れるようになっていったのです。
母がナンプレを毎日寝る前に行うようになった
こうしてパソコンで作った脳活パズルは、実際の雑誌の問題にも役立ててきましたが、ほかにも自身の母親にもやってもらうことにしました。母もさすがに80歳目前。さすがに、脳の衰えも目立ってきて、物忘れがひどく、ぼんやりしている時間が増えていました。そこで、グーグルクロームのブックマークに私が作った不等号ナンプレや脳活ナンプレを入れてあげました。すると、自分の息子が作ったからか、毎日夜寝る前、8時から数十分、脳活ゲームをやるようになったのです。
朝、歩くなど元気になってきた‼
こうして母はこの脳活ゲームに対して、次のようにいいます。「年を取ってからこそ頭を使う習慣が大切よ。これ、じっくり考えてもできない問題もあるけど、解けたときはうれしいし、自信が出てくる。病院などに行って疲れた日は脳活ゲームをやらないこともあるけど、ボケボケにならないよう毎日がんばって続けていこうと思っている」。実際に、私から見ても、母に元気が出ているように感じるようになりました。実際に、それまでの外出は買い物だけだったのに、朝、40分くらい歩くようになったのです。そして、余裕があるときは公園でラジオ体操をやるようにまでなりました。鉄棒をつかんでですが、ジャンプも平気で行えているのです。これは、脳活ゲームのおかげかどうかははっきりしませんが、うれしい変化でした。
充実した脳活ゲームを多くの人に試してほしい‼
特に難易度にこだわって、脳活ゲームをいくつも作ってきました。その結果、私から見ても本当に充実した楽しいゲームが続々出来上がりました。そこで、うちの母だけでなく、もっと多くの人にやっていただきたいと思い、ホームページを作り、無料の脳活ゲームとしてアップすることにしました。基本的には誰でもできるように設定しています。ぜひ、脳活のために、いっしょに脳活ゲームを楽しんでみませんか?

