認知症行方不明者

認知症 行方不明者が増加

2023年の行方不明者数は約2万人

認知症やその疑いがあって自宅を出たまま帰宅できなくなってしまう「認知症の行方不明者」。警察庁の報告によると、2023年に全国の警察に届け出があった認知症の行方不明者数がおよそ1万9039人に上ったそうです。前年から増えたのは330人。80歳以上が1万1224人、70代が6838人だったのに対し、60代以下は977人。認知症の行方不明者数は2012年の9607人から今はその2倍に迫る状況です。

SOSネットワークで発見可能

認知症の行方不明者への対策として、日本の自治体の多くで取り入れられているのが、「SOSネットワーク」です。このしくみは、警察や行政に加え、地域の店舗やタクシー会社、地域住民などが捜索に協力するもの。具体的には、警察などに捜索依頼があると、FAXやメールを使って協力業者・団体などに情報を配信し、行方不明者が捜索されます。警察に連絡するときは、「氏名・年齢・性別・行方不明になった日時や場所、服装、持ち物・身長・顔の形・体格・髪型・髪の色」などを伝えます。このSOSネットワークを利用すれば高確率で行方不明者が見つかっています。

事前の登録が必要

SOSネットワークはすばらしいしくみではあるものの、問題もあります。それは認知度の低さ。私たち住民側が、その存在を知らないのです。SOSネットワークは、事前登録が必要で、「事前登録申請書・同意書・写真・印鑑」などが必要になります。自治体によって申請を受け付ける場所が違っているため、まずは市役所・区役所で聞いてみるといいでしょう。インターネット検索で、「〇〇市 SOSネットワーク」で調べてみるのも一つの手です。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です